発達障害者のための解りやすい『心の健康を守る』発刊 2024年01月15日 韓国の労災・安全衛生

発達障害者が日常あるいは職場生活の中で直面する不安・憂鬱・怒りなどに、自ら対処できる方法を内容とする『心の健康を守る』冊子が発刊された。

障害者雇用公団・雇用開発院は、「発達障害者の精神の健康を維持し、安定的な職場生活を助けるために、発達障害者のための解りやすい『心の健康を守る』資料を開発した」と発表した。

発達障害がある就業者の平均勤続期間は六年五ヶ月で、障害がある就業者全体の平均勤続期間の58.6%の水準だ。2021年に雇用開発院が調査した「発達障害者の仕事と生活実態調査」によれば、発達障害者は、日常的に憂鬱、ストレスなどの精神的な問題、スマートフォン・ゲーム中毒などを経験していた。

これについて、雇用開発院が発達障害者の精神健康管理支援のための冊子の開発に取り組んだ。冊子には、不安・憂鬱・怒り・トラウマ・中毒などの感情がある時、体と心の変化がどのように現れるかを説明し、否定的な感情を管理する方法を記載した。

公団のホームページ(www.kead.or.kr )でファイルをダウンロードするか、「分かりやすい資料申請」のメニューから冊子を申請すれば、受け取ることができる。

2024年1月15日 毎日労働ニュース カン・イェスル記者

https://www.labortoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=219307