全国労働安全衛生センター連絡会議(略称:全国安全センター)は、各地の地域安全(労災職業病)センターを母体とした、働く者の安全と健康のための全国ネットワークとして、1990年5月12日に設立されました。全国安全センターでは、各地域に密着した活動を進めている地域安全(労災職業病)センターの全国ネットワークとしての特色を最大限生かすべく、次のような基調を確認し、それに沿った様々な取り組みを進めています。
すなわち、①「安全センター情報」の発行を軸とした情報の収集・提供、②労働安全衛生学校等の開催あるいは地域安全センターや労働組合が行う労働安全衛生学校等への協力・援助、③相談活動あるいは地域安全センター等の相談活動への協力・援助、④アジアをはじめとした世界の労働安全衛生団体との交流・連携、⑤現場に密着した全国ネットワークを生かした調査研究・プロジェクト活動、⑥労働行政等への働きかけ・政策提言能力の強化、を活動の柱とすることです。