韓国では毎日7人・・・・今日も職場から人が消える:危険の外注化問題を解決しなければ、非正規職労働者の死は止まらない 2020年4月8日

28日の『世界労災死亡労働者追悼の日』を前に、鉄道、学校非正規職、配達員、病院、航空などの労働者が街頭に出た。これらは「依然として一日に6~7人の労働者が退社できずに職場で命を失っている」とし、重大災害企業処罰法を制定することと危険の外注化を禁止することを要求した。

「文在寅政府は産業災害、自殺、交通事故で命を失う人を半分に減らすと言ったが、2018年に労災で死亡した労働者は2415人で、2014年の2134人よりも多い」とし、「労働者に死なずに働く権利をくれ」と言った。「政府は『キム・ヨンギュン法』で、青年労働者を、下請によって死の職場に追い遣る現実を変えたと強調したが、未だにキム・ヨンギュンの仲間たちは下請け労働者として働いている。コールセンターの労働者はCOVID-19に集団感染した」とし、「危険の外注化問題を解決しなければ、非正規職労働者の死は止まらない」と主張した。

1899年に鉄道、1974年に地下鉄が開通して以来、2546人の鉄道・地下鉄労働者が職場で命を失った。鉄道地下鉄労組協議会は「競争と効率でなく、安全と公共性を優先する鉄道政策と制度を要求する」と主張した。

ケアーや放課後教師などの学校非正規職労働者は、COVID-19 が『深刻』な状況で、安全が保証されていないと主張した。

航空産業の下請けと非正規職労働者は「飛行機はパイロットだけが働いているのではない。機内の清掃、手荷物運搬など、多様な労働が集まって働いている」として、最近通知された整理解雇を撤回しろと要求した。

COVID-19が長期化して公共病院を拡充せよという要求も出てきた。医療連帯本部は「2015年のMERS事態の時も公共病院の拡充を要求したが、公共の病床は一つも増えなかった。病院労働者は人員不足に苦しめられている。国民の安全のためにも公共病院の拡充が急がれる」と主張した。

2020年4月22日 京鄕新聞 タク・ジヨン記者