『女性の労災、なぜ表面に出ないのか』講座/2024年3月28日

「すべての安全のための2024」世宗忠南本部が24・三次安全保健講座を開催

民主労総世宗忠南本部が、「重大災害のない世の中作り世宗忠南運動本部」と一緒に、「仕事で病んだ女性たちは、なぜきちんと出てこないのか?」というタイトルの講座を行った。

三月「女性の月」を迎えて、働く女性の労働災害がきちんと出てこない原因を調査し、女性労働者が安全な職場で働ける方案を模索するために、この講座を準備した。

今回の講座の講師の韓国労働安全保健研究所のチェ・ミン執行委員長は、「女性の労災はきちんと出てこない傾向があり、その理由については、職場内の性差別、労災申請手続きの複雑性、社会的な認識、そして男性中心の職場環境について批判した。また、育児と家事負担の問題が一層深刻になっている」と付け加えた。

このような問題を解決するためには「職場内の性差別を防止し、女性が安全に働ける環境を作らなければならない」と強調した。同時に「労災申請手続きを簡素化し、労災の認定基準を緩和し、女性が労災に遭った時に、これを積極的に広報し、治療を受けられるよう支援すべきだ」と話した。更に「女性の健康上の障害を予防し、治療を受けられるように支援しなければならず、育児と家事の負担が減るように支援すべきだ」と強調した。

最後に「女性が健康で安全に働ける労働環境を作ることが根本的な解決策」と話して、講座をまとめた。

世宗忠南本部は4月2日、韓国労働安全保健研究所が企画し、「赤い塩」が出版した「仕事で病んだ女たち-なぜ女性の労災はきちんと出てこないのか?」ブックコンサートを準備している。

民主労総世宗忠南本部
『仕事で病んだ女たち』ブックコンサート

2024年3月28日 民主労総世宗忠南本部 ペク・スンホ記者

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