世越号惨事9周忌『国家暴力の謝罪』を求める市民大会 2023年3月17日 韓国の労災・安全衛生

4・16連隊

世越(セウォル)号惨事9周忌を迎え、遺族と市民が来月8日に、大統領室前で国家暴力責任の認定と謝罪、後続措置の履行を求める市民大会を開催する。

4・16家族協議会と4・16連帯は、16日に世越号記憶空間で記者会見を行い、来月16日までの一ヶ月を『約束と記憶の月』と宣言し、行事計画を明らかにした。

参加者たちは「世越号惨事の真実を明らかにするために発足した社会的惨事特別調査委員会は3年6ヶ月間活動したが、実体的な真実には接近できなかった。」「遅い真相究明の過程で世越号惨事の責任者たちをやっと法廷に立たせたが、適切な責任を問うことができなかった」と指摘した。

続けて「4・16生命安全公園建設を始めとして、進めていた記憶・追慕事業には支障をきたし、ソウル市議会前の世越号記憶空間はその存立さえ脅かされている」として、「生命尊重と安全社会に向けた期待は、10・29梨泰院惨事の前で崩れた」と批判した。参加者たちは△大統領の国家暴力認定・謝罪、△追加調査と社会的惨事特別調査委員会の勧告履行、△大統領記録物・国家情報院・軍など、未公開情報の公開、△災難惨事再発防止対策の提示、を求めた。

今月25日は彭木港集中の日で「私たちは4・16守りです」の追慕行事が、来月8日には大統領室前で市民大会が行われる。続いて12日には国会で「生命尊重安全社会責任を負う国家のための政策討論会」を開催する。

世越号惨事前日の15日には、安山文化広場で世越号惨事9周忌前夜祭を行う。惨事当日の16日午後4時16分、ソウルの世越号記憶空間で世越号惨事9周忌市民記憶式を行う。

2023年3月17日 毎日労働ニュース ユン・ヨンジョン

http://www.labortoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=214025