「労災隠し」、3割増えて1999年は6,7000件:社会保険庁データ
本誌5月号9頁で「労災隠し」に関する社会保険庁のデータを紹介したが、1999年度分の数字が明らかになった。
ご覧のとおり、6万7千件と前年比3割以上も増加している。
2000年11月11日付け毎日新聞(大阪本社版)が1面トップで報じたように、過去10年間で約58万件になる。5月号では、労働安全衛生法第100条(報告等)・第120条(虚偽報告)違反による送検数が、1991年29件、1992年58件、1993年86件、1994年59件、1995年66件、1996年61件、1997年72件とお伝えしたが、1998年は79件、1999年は74件となっている。
安全センター情報2000年12月